安定経営を続けられる中古マンションは?
不動産投資をしているサラリーマンの方は多いですが、私はそこまでの資産も勇気もなく細々と暮らしています。
その不動産投資の中でも、中古マンション経営は代表的で、セオリーとして首都圏の物件を選ぶのが王道とされています。
地方は人口減少が激しく、都心の首都圏は長期的に人口も安定的に増加し、より安全な投資と考えられています。
そこで安定経営を実現できそうな物件の条件を考えてみます。
まずは駅近、立地が良くて清潔なのが前提条件です。
これは、都心の好立地、人気ターミナルへのアクセスが良く、共用スペースが清潔、周辺環境が良い、外壁などに大きなヒビがない等が挙げられます。
上記のように目に見える部分だけではなく、目に見えにくい部分もチェックが必要です。
この目に見えにくい部分は、修繕積立金のストック状況です。
修繕積立金は、マンションの共用部分のエントランス、建物外壁、エレベーター等のメンテナンスのために積み立てている費用です。
この費用は、各戸の所有者から毎月集めて将来の大規模修繕に備えます。
ですので、この修繕積立金が必要な金額分なければ大規模修繕ができなくなります。
そうなると建物の質も落ちて、結果的に空室率も上がり収入にも影響します。
このような修繕積立金が不足するのは、建築資材、人件費の高騰等により建築費が予算を上廻ってしまうのが大きな原因です。
しかしこれが原因で修繕しないというわけにはいかず、管理組合向けのローン等もあるので計画的な返済を行い進められます。
また長期修繕計画を見直していない物件も要注意です。
これは5~6年ごとに見直している等こまめに行っているのが重要です。
以上のように様々な角度から調査し、将来も長く収益が上がるような物件を探すべきです。
ではまた。