RIZAPがジャパンゲートウェイを売却!
以前にRIZAPの今後が大丈夫かとの記事を書きました。
その後、今日子会社ジャパンゲートウェイの全株式を名古屋市の投資会社の萬楽庵に譲渡したと発表しました。
譲渡額は明らかにしていません。
ジャパンゲートウェイは、ノンシリコンシャンプーの先駆けとなったレヴール、メルサボン等を展開し、2017年12月にRIZAPグループの傘下に入りました。
新製品等の大規模プロモーションを行ったが、販売実績が計画を下回り、19年3月期上期に約20億円の営業損失を計上し、1年2ヶ月でグループを離れることになりました。
その譲渡先の萬楽庵の中村会長は、テレビ通販「ショップジャパン」を運営するオークローンマーケティングの創業者です。
今後新規展開する通販事業の美容ヘルスケアジャンルとジャパンゲートウェイの化粧品事業との間にシナジー効果が見込めるとの判断で今回の譲渡に至りました。
RIZAPグループは2年間で約50社を傘下に収めてきたが、その戦略が裏目に出て18年11月に業績予想の大幅下方修正を発表しました。
19年3月期通期の営業利益を当初の230億円から33億円の赤字へと修正し、グループの構造改革に着手しています。
今回の譲渡により、約8億円の売却損を19年3月期第4四半期に計上する見込みです。
これから如何に結果にコミットできるかが楽しみですね。
ではまた。