銀行の生き残り策とは?
AIの進化により、今後銀行は人減らしも囁かれる程厳しい状況に陥る気配です。
そんな中、生き残りを掛けて店舗サービスを見直す動きが加速しています。
16日三菱UFJフィナンシャルグループは、東京都でオープンする次世代型店舗を報道陣に公開しました。
この店舗では、タッチパネルを使い受付、テレビ電話等での取引の相談ができます。
さらに公共料金等の納付書を読み込むと、この場で現金を納付できます。
税金や公共料金の支払いは、専用の機械で納付書を読み取るだけです。
書類の記入や窓口に並ぶ手間を省けます。
三菱UFJでは、2016年までの10年間で銀行の来店客数が約4割減少したが、ネットバンキングの利用数は5年で約4割増加しました。
この状況は、他の銀行でも同じで各行で店舗改革が進められています。
あおぞら銀行は、閉店後に行う現金管理作業を削減するため、2019年4月から自由が丘店での窓口の現金取り扱いを終了します。
あおぞら銀行ファイナンシャルオアシス自由が丘所長は、現金を取り扱うには時間がかかるのでその時間を削減し、相談、コンサルティングの時間に充てるのが狙いで、この店舗での状況を見ながらほかの店舗でも広げていく可能性があると言っています。
ほかの支店や提携する銀行のATMでは現金の出入金は行えます。
今後リアル店舗も効率化の波を受け、ネットバンキングへの移行と店舗改革が急速に進む可能性が非常に高いですね。
時代の流れですが、如何にセキュリティの強化を図れるかが重要だと考えます。
ではまた。