高輪ゲートウェイ誕生!
12月4日、田町駅と品川駅の間に建設中の新駅名が、高輪ゲートウェイに決定しました。
山手線で初めてカタカナが入った駅名です。
ここでカタカナが入った駅名を紹介します。
他にも山手線ではないが、品川シーサイド駅があります。
そして天王洲アイル駅もあり、アイルとは英語で島という意味です。
関東圏には、埼玉県に越谷レイクタウン駅、千葉県には流山セントラルパーク駅、栃木県には東武ワールドスクウェア駅があります。
全国的には、新潟県にガーラ湯沢駅、福井県には太郎丸エンゼルランド駅、北海道にはラベンダー畑駅等があります。
しかし何故この駅名になったのか。
事前に一般公募もされたが、最も多かった駅名を選ぶのではなく、JR東日本が最もふさわしいと思うものを選ぶという形で選ばれました。
それなら最初から一般公募せずに独断で決めればと思いますが、JR内部では相応しい駅名が思いつかなかったのでしょうか。
2018年6月から一般公募して6万件以上の応募があり、ちなみに最も多かったのは高輪駅だったとのことです。
一番相応しい駅名だと思いますが、ゲートウェイを何故付けたのか。
理由としては、高輪が明治時代に鉄道が開通した土地で、江戸の玄関口とされた高輪大木戸の跡地もあるという由緒ある場所だからです。
さらに2027年開業予定のリニア中央新幹線が発着する品川駅、羽田空港にも近いことから玄関口いわゆるゲートウェイを組み合わせたのです。
中々違和感を覚える駅名ですが、この駅名を応募したのはたった36名です。
全体の応募駅名の種類は、13、228種類とかなりの数です。
ちなみに高輪の次は、芝浦、芝浜が公開されているのみです。
以上から推測すれば、JR東日本も商売なので新駅を起爆剤として周辺での再開発で大きな利益を得ようと考えるのも無理はないと思います。
そのためにも、他の高輪の地名が付いた駅名との違いを出し、未来志向の名前が必要だったのかもしれません。
しかし今回の一般公募をして、票の少なかった駅名を選んだのは多くの方から批判を受けるのは当然で、今後の選定方法を予めはっきりさせておくことが重要です。
今後の課題として、選考方法を慎重に考えるべきだと思います。
ではまた。