yasikitakatosi-blog

日常の出来事や興味のある物を綴った雑記です。

東京オリンピック中は大渋滞!

f:id:yasikitakatosi:20181104205012j:plain

2020年には、東京オリンピックが開催されるとあって、都内の各道路建設等が最盛期ですね。

 

建設現場での人手不足も深刻で、地方では特に人手が足りていない状況です。

 

東京都は、先月末オリンピック開催中の都心部の鉄道・道路混雑状況を示す「大会輸送度影響マップ」なるものを発表しました。

 

*大会輸送度影響マップ

http://https//2020tdm.tokyo/map

 

これは一定の前提条件の下、何も交通対策を行わなかった場合に生じる影響をまとめたものです。

 

実際に生じる交通状況を予測したものではないが、事前にデータを示す事で交通量抑制の対応を企業に促すことが狙いだそうです。

 

一般道路・高速道路は、開会翌日7月25日から終了日の8月8日の2週間分です。

 

鉄道は、7月31日のデータのみ公開されていて、その他の日程は追って発表となります。

 

特に7月31日の予想マップでは、かなりの混雑で圧迫感があり、スマホ等の操作は可能だが鞄から物を取り出す事は難しい状況です。

 

 

 

「やや混雑」は周囲に多くの人がいるが、読書やスマホ操作等は可能な状況を指します。

 

例えば朝5時~7時まで、JR川越線川越駅から笠幡駅に向かってかなり混雑が予想されています。

 

これは、笠幡駅近隣にあるゴルフ会場がゴルフ競技会場となっていて、当日は男子ゴルフが行われる為だと予想されています。

 

7時台になると、競技会場が集中する豊洲・台場方面への観客の移動と都心への通勤ラッシュが重なり、前述の川越線に加えて総武線の中野駅から大久保駅、押上付近からボクシングがある国技館のある両国方面、武蔵野線の西船橋駅から新浦安経由で水泳が行われる新木場までの区間、銀座線の渋谷駅から外苑前駅の区間が混雑となります。

 

8時台では、山手線の池袋駅から代々木駅、京浜東北線川崎駅から蒲田駅、りんかい線の大井町駅から新木場方面、東京モノレール浜松町駅から大井競馬場駅方面、ゆりかもめ豊洲駅から市場前駅方面など臨海部の路線混雑が目立ちます。

 

大体今現在の平日の通勤ラッシュを考えると、とんでもない状況が起こり得る事は簡単に予測できます。

 

これらの混雑緩和に向けて、都は輸送力の確保、顧客の需要分散・平準化、一般利用者の需要分散により現状同様の円滑な運行状況を目指すとしています。

 

ただし、鉄道事業者からは既に朝のダイヤ、車両、要員を最大限活用しており増発の余地がないとの声もあり、かなり事態は切迫してる状況です。

 

ここで個人的に不思議に思うのは、通常の通勤ラッシュでも相当な混雑なのに、オリンピックで国内外から相当な人が集まることを、実感として感じられていないような施策不足としか言い様がないです。

 

都の職員は、混雑を経験していないのか、また便利な所にしか住んでいないのか、それで満員電車の車内の状況も分からないのか、不思議です。

 

また道路も整備を続けていますが、果たしてそれだけで渋滞が緩和させるのか、それも不思議です。

 

ただ世界でのお祭りなので、誰もが楽しみにしているオリンピックが無事に終わることを願い、存分に楽しみたいと思います。

 

ではまた。