おいしい社員食堂が欲しい!
いつも思うのですが、何故我社の社員食堂は高くてまずいのか、福利厚生への取り組みが弱いだけなのか、不思議です。
大手一流企業等は、安くて美味しい、種類も豊富で羨ましいです。
ホットペッパーグルメによると、社員食堂をほとんど使わない人が45.8%も占めていました。
20歳代男性は、49.9%と約半数が勤め先に存在しています。
その中で社員食堂を利用する理由トップ3は、「安い」「外に出るのが面倒」「短時間で済ませられる」となっています。
「栄養バランスの良さ」「味が良い・おいしい」等は、上記より下となりました。
一方社員食堂を利用しない理由トップ3は、「おいしくない」「高い」「メニューが少ない」「慌ただしい」「食べ飽きた」等があります。
特に50代男女が「おいしくない」と感じていて、年齢を増す程味に満足していません。
そもそも昔の社員食堂は、きちんと朝食と夕食を自宅で摂るという前提に提供され、単に昼の空腹を満たす事を目的にその役割を果たしてきました。
しかし時代の流れで、単身者が増え、外食や昼食比率が高く、外食も安くて美味しいものが増えて、利用しやすくなったことなどもニーズが変ってきています。
そこで現在人気のある社員食堂もあり、花王・スマートニュース・あきゅらいずの3社ははその代表です。
まず花王は、コンセプトが社長の家で食卓を囲むイメージで、和洋中の専門料理人が築地で仕入れた食材を使って食事を提供し、季節感ある新鮮な食材を使った料理が特徴です。
次にスマートニュースは、何と利用料が無料でメニューが1メニュー100%オーガニック食材を使用しています。
最後にあきゅらいずは、「森の食堂」という定食専門の社員食堂があり、一汁三菜、玄米ご飯を提供しています。
以上3社の事例も含めて、栄養素・カロリー計算等の仕組みができていて社員以外の外部の人も利用できる食堂も増えています。
今後は、社員食堂もタニタ食堂のように健康管理を把握できるような機能や、安くて美味しい、種類も豊富で毎日でも利用したくなる食堂を作ることが先決です。
やはり美味しくない食堂は、今後淘汰されて人気もなく利用もされないようになるでしょう。
会社も従業員を大事にしない会社は、今後の存続も厳しいでしょうし、福利厚生も手厚く充実させないと、社員の離職率にも影響があるかもしれません。
昔から言われるように、「会社は人」ですので社員食堂の充実は非常に大事だと思います。
私の会社では、多分退職するまで現状のままだと思います。
ではまた。