何でもかんでもネットオークションに出すな!
8月も終わりに近づきました。
これから涼しくなることを祈ります。
ところでネットオークションやフリマアプリで、宿題の完成品の出品を禁止するそうです。
これは、文科省が上記の会社と対応について合意したとのことです。
当たり前ですよね。
何でもかんでもお金になると思って、際限なく出品するのは常識的にもおかしいです。
また、いくら宿題が出来てなくても、お金で解決しては子供の成長になんら貢献していないのです。
買う方も馬鹿としか言い様がありません。
子供の将来の成長を願う親なら、自分で勉強させる環境と指導を行うべきです。
近年フリマアプリ等は、第三者が制作を代行した作文などがネット上で論議が起こっていました。
文科省は、児童が自ら宿題に取り組む事の大切さを周知し、同省と合意したメルカリ、ラクマ、ヤフオク!が出品を禁止します。
今後発見した場合に速やかに削除します。
一方で宿題代行をビジネスとして行っている会社も存在します。
これは、小論文代行、読書感想文代行等を請負、大体3、000円~4、000円だそうです。
他には、履歴書・社歴・志望書の代行や卒論代行まであるそうです。
またポスター、自由研究、木工作品等も代行しているそうです。
びっくりですね。
このような会社が存在するというのは、逆に言えばそれだけ需要があるということです。
時代の流れかもしれませんが、お金で全て解決するのであれば、自分の能力を高める事も、成長する事も自ら放棄しているとしか思えません。
私の考え方が古いのかもしれませんが、どうしても理解でき難いのです。
小学生が宿題を代行してもらい、提出したとして先生には怒られません。
でもその子は、自分で何も考えず、何も作ろうとしていないのです。
大学生が卒論を代行で提出したり、会社への志望書を代行でつくってもらい提出して、果たして本当に本人にとってメリットがあるのでしょうか?
非常に疑問に思います。
そう考えて飛躍した考えなら、会社員が上司から企画を考えて提出と指示があれば、代行サービス会社へお金を払い作ってもらえば楽ですよね。
しかし、本人が全く関わっていない企画が通っても、本人が考えていないので苦しむのは自分だと思います。
アウトソーシングとの言葉が定着して常識となりましたが、業務を会社が効率よくコストを下げて行うのとは、訳が違いますね。
現在は、スマホで何でも簡単に完結できる時代で、それが普通になりましたが、ここらでもう一度原点に戻って、楽なことに安易に走らず自分で考え行動することが自分の為だと思って生きて欲しいと願います。
偉そうに書きましたが、自分も含めて考えたいと思います。
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