ZOZOスーツがなくなる！

またまた前澤社長が言いました。

ZOZOの前澤社長が会見し、ZOZOSUITを将来的になくすと発表しました。

これまで入手したデータを機械学習で、最適なサイズを計測できるようになるとの理由で、ZOZOSUITの役割が終わるということです。

現在力を入れているプライベートブランド購入の前提で、行ってきましたがここで大きな方針転換となります。

この会見は２０１８年４～９月期決算会見での、PBの今後の説明の流れで発表しました。

今後は、身長・体重・年代・性別をPB購入時に記入し、この新たな基礎データとこれまでに集めたデータを機械学習させて、その人に合った最適なサイズをはじき出すようになるそうです。

この事から、今期に予定したZOZOSUIT６００万～１０００万枚の配布計画と７０億円のコストを、３００万枚の配布と４０億円のコストに見直します。

単純計算でコストを半減するということです。

かなりのコスト削減ですね。

まだまだPBの洋服は完成度が低い状態で、軌道に乗るまでは時間がかかる見通しです。

ただし、前澤社長は苦労をしても楽しくやっていて、全ては挑戦で成功すれば圧倒的な差別化となり、誰にも参入できない領域に挑戦できていると、強気の姿勢は崩していません。

実際にこのPBのZOZOは、ZOZOSUITで計測した数値を元に自分の体に合ったサイズの服をオーダー注文できるというものです。

個人差があるので全てが良いとは言えませんが、やはりデザインは均等にするべきではなく、更に細かくデザインも種類を増やし、色や絵柄等の工夫が必要ではないかと思います。

＊あくまでも個人的な意見です。

ファッションは、時代とともにデザインも変わり、如何に最先端のデザインと素材と縫製の完成度の総合的な商品を手頃な価格で提供できるかだと感じます。

ユニクロでさえも、ここ最近でやっとブランドイメージと購入意欲を注ぐような商品を作れるようになったと感じています。

ですので、ZOZOがカジュアルからフォーマルまでどのようなデザインとバリエーション豊かな服を作っていけるか、またどのようなコンセプトの服を作るのか、非常に楽しみで期待します。

そのようなことが出来れば、ネット上でのショピングとなるのでコストは低く抑えられ、リアル店舗の百貨店やショッピングモール等より、価格競争で一歩上を行く業態となります。

そうなると最初に作った企業には、二番手・三番手はどうしても太刀打ちできません。

それが多分前澤社長の狙いではないかと、素人の私は思います。

ではまた。