どうして宝くじを買ってしまうのか?
ハロウィンジャンボが終わって、年末には年末ジャンボが発売されますね。
今まで宝くじを買ってきましたが、300円以外当たった事はありませんが、どうしてもジャンボを買ってしまいます。
当選確率は、約2000万分の1という途方もない確率なのにです。
アメリカではつい先日、メガミリオンズで1800億円当選が出ました。
メガミリオンズに関しての記事はこちら。
海外の宝くじは当選金も半端ないですね。
次の目当ては、パワーボールだそうです。
賞金は、7億5000万ドル(約840億円)で当選者は発表されなかったそうです。
これは、全米史上4番目に高い賞金で、当選確率は約2億9200万分の1です。
如何に馬鹿げた数字かと思いますが、それでもみんな買ってしまうんですよね。
ではどうして買うのかを調べました。
まずギャンブルになると、人間は楽感的に物事を考えがちになり、高額の報酬が関係するとリスクを取っても良いと考えます。
一方で、加齢とともに起きる健康問題への医療保険については、確実な現実問題になるのに軽視しがちです。
つまり分からない出来事、予測できないことには本質的な何か魅力を感じるそうです。
それは、例え外れたとしてもあと少しだったと思ってしまうのです。
またギャンブル好きは、結果をコントロールできると思い込む傾向があります。
正しい戦略を使い、システムの裏をつけば大勝ちできると自分に言い聞かせています。
しかし心理学者は、そうした考えは幻想であり、宝くじはランダムなので効果的な必勝法は存在しないと考えます。
また当選確率が2億9200万分の1の確率と、それよりも高い確率の10万分の1を十分に区別できるようには進化していないと言われています。
そしてニュースで、大当たりした人が出ると数百万人の落選者の上にいるわずかな当選者のことを更に考えてしまいます。
これは、可用性バイアスと呼ばれ、例えば花火で死ぬ確率がパワーボールで当たる確率よりも高いのに、過去の事例に基づいて確率を高く見積もってしまう訳です。
以上の事を考えると、人間の心理というのは実際怖い部分がかなりありますね。
ギャンブル依存症の人が、外れても外れてもいつかは必ず当たると思い込む非現実的な危険な思想で、ギャンブルにのめり込むのと同じ状態です。
やはり宝くじを買う時は、当たっても当たらくても夢を買うという思いで、気楽に購入するのが一番良いと思います。
ではまた。