大阪桐蔭敗れる!
今年の春夏連覇の大阪桐蔭が、秋季大阪大会で履正社に2-5で敗れました。
やはり高校生ですし、選手層にもよりますし、今年夏のチームが最強の布陣だった事もあり、たまには負けるでしょう。
今回の負けは、2016年秋の3位決定戦から続く府大会連勝44でストップし、新旧チーム合わせて今年の公式戦初黒星です。
こちらの連勝も36で止まりました。
一方履正社は5年ぶり5度目の優勝となりました。
履正社は今までのリベンジをやっと叶えることが出来ました。
やはり苦労してでも結果が出ると嬉しいですね。
履正社のメンバー、おめでとうございます。
昨日の試合内容は、大阪桐蔭先発の新井投手が初回に4本の長短打で3失点しました。
3回には、小深田選手に右翼へ特大の2ランを浴びました。
一方大阪桐蔭は、3回宮本選手が右翼線二塁打で1点を返したが、序盤の大量失点が響き敗退しました。
ちなみに3位決定戦は、大阪偕星が大商大堺を3-2サヨナラで下しました。
西谷監督は、「3回までに点差を付けられ苦しい展開になった。発展途上のチーム。大海を通じていい面も悪い面も出た。負けた悔しさはもちろんあります。この負けをどう生かすか。」と話しました。
秋季近畿大会は、履正社、大阪桐蔭、大阪偕星学園の3校が出場します。
秋季大会は、夏が終わって新チームとなるので、戦術的にも組織的にもかなり難しい面はあると思います。
ですので、春の選抜に出場するチームはある意味発展途上のチームと言えます。
高校生は、練習や試合を積み重ねて経験を増やすことで、大きく化けます。
そして夏の大会でチーム力が完成して、甲子園での熱闘がなされるのです。
また甲子園での熱戦により、さらに成長していくので大きく飛躍する選手も現れます。
マスコミ各社は、仕事なので勝った負けた等を次々と報道しますが、高校野球のピークは夏です。
来年の夏の甲子園は、どんなドラマが待っているのか、また大阪桐蔭はどんなチームになっているのか、今からワクワクしてきます。
各地方でも続々と優勝校が生まれ、来春の選抜大会出場の切符を得ています。
高校野球ファンにとっては、センバツをまず楽しんで夏の集大成を見たいですね。
ではまた。