日本人の所得は一生増えない!
いつも思うのですが、会社員はこき使われるだけで収入は殆ど増えていないか、逆に減っているとしか感じません。
現在の株価は好調で、また円安にもなって企業はかなりの内部留保と設備投資には利益を配分しているが、社員には全く還元していない。
政府の賃金統計や雇用者数等も、実際の国勢調査との乖離もあり低賃金・高収益で上がる株となっています。
そして企業の業績は上がっても、その分給料が上がらずに消費が低迷し、国内市場は拡大どころか縮小の一途です。
国と企業は何をしているのか?
国内では、インバウンド頼みだけです。
人口減もあり、もう海外での生産・消費を得るしか方法はないのです。
また頼みの中国もアメリカとの貿易摩擦もあり、今後も混沌としています。
新興国も借金まみれでいつ破綻するかも分かりません。
大体政府は企業と一緒になって個人消費を抑圧してる状況です。
政府は、法人税を抑え企業の収益を上げて消費につながると信じていますが、現状は全く影響していません。
消費は弱い状況がずっと続いでおり、会社員の給与は上がるどころか殆どないということです。
ですので政府は、法人税を上げて利益配分を社員へ還元し、内部留保をする企業への制裁を科していく事が大事です。
また個人事業主などは、仕事の対価にあった商品価格を提示すべきで、ホリエモンなどが言っているように値段を高くしないと、いつまでも所得が上がらないのです。
日本人は、手間をかけて作った商品を出来るだけ安く提供する意識が強すぎます。
海外のように、良いものはそれなりの価格設定を行って販売しないと利益はなかなか出ません。
これだけインバウンドによる観光客増大による効果を生かさない手はありません。
アメリカも同様の苦しみがありますが、企業価値だけが上がり、従業員が置き去りになるのはいい加減、やめてほしい。
人件費をとにかく増やして消費を増やさないと、日本国内の景気は一向に良くならないし、来年の消費税増税で更に消費が落ち込むのは明らかです。
若い人が将来に不安を持ち、消費も抑えている状況も全く理解していない、庶民の生活は全然把握できていない、最悪の状態ですね。
このまま人口減とインバウンドも減ると、オリンピック以降はかなり全体の景気も下がり株価にも影響するのは、誰でも分かると思うのですがどうでしょう。
政府には、はっきりとした方策を明示して努力して欲しいと切に願います。
ではまた。