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QRコード決済は普及するのか?

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今までもキャッシュレス化に関して、いくつか記事を書きましたが、ここに来てQRコードによる決済が注目を集めています。

政府はとにかく2020年のオリンピックまでに、外国人観光客の利便性を図る為に新たな決済スキームであるQRコード決済も視野に入れて考えています。

 

先月にLINEが国内でのコード決済及びLINEPay店舗用アプリの提供を発表し、ヤフーはYahooアプリのスマホ決済サービスをリリースしました。

また、業界最安値の決済手数料を実現したpringや、実店舗を持たないイベント利用も可能なpixiv PAY等特色あるサービスも提供されています。

 

そもそもQRコード決済って何や?

QRコード決済とは、モバイルペイメントの一つで、支払い時にスマホのQRコードを読み取る事で決済することです。

LINEpay、Alipay、楽天Pay等がサービスを行っています。

 

QRコード決済には、二つの方式があります。

 

1、コード支払い

決済時にユーザーがアプリにバーコードを表示し、POS端末で読み取ります。

主にPOS端末導入の店舗での決済方法で、認証・決済は従来のクレジットカードと同じです。

 

2、読取支払い

これは、決済時にユーザーが店舗固有のQRコードをアプリで読み取り、購入金額を入力して決済します。

この場合、店舗はコストがかからず導入しやすく、中国や東南アジアで普及しています。

では、どのようなサービスが日本国内で行われているのか。

 

日本国内のQRコード決済提供サービス

 

LINE Pay

LINEが提供するお財布サービスで、スマホだけでチャージから買い物、送金等が可能です。

単にウォレット機能だけではなく、店舗と友達になることで決済を起点に顧客サイクルを形成できるメリットがあります。

 

楽天ペイ

楽天会員IDを利用し、楽天以外のECサイトや実店舗で簡単に決済ができるサービスで、楽天スーパーポイントが貯まり、そのポイントも楽天ペイとして使用できます。

 

ヤフースマホ決済

Yahooウォレットの新機能で、バーコード決済サービスとして実店舗でもYahooウォレットに登録したクレジットカード、Yahooマネーで支払いができ、支払いに応じてTポイントも貯めることができます。

 

Origami

国内でいち早くQRコード決済を提供し、クーポンや店舗ごとの割引サービスがあり、インバウンド決済のAlipayの導入プランもあります。

 

d払い

オンライン及びオフラインでの決済に利用できるサービスで、利用に応じてdポイントを貯めたり使用できます。

支払い方法は、電話料金合算払いとクレジットカードから選べます。

ドコモの回線を持っていなくてもdアカウントがあれば利用できます。

 

 

以上QRコード決済について書きましたが、スマホの機種に関わらずアプリのダウンロードで利用できる点が簡単で便利ですね。

キャッシュレス先進国の中国や東南アジア等の観光客のインバウンド需要に対応できます。

また、店舗側も導入コストや運用コストも低く抑えられるので、加盟店が拡大しユーザーメリットにつながります。

 

経産省もQRコードを使った決済の規格統一に乗り出し、大手3社メガバンクと連携して共同でシステム開発に合意しました。

 

時代の流れの速さに何とか追いついて行くのに精一杯ですが、今後は財布や小銭を持たなくても良いのは、不精な私には一番向いています。

これが普及して当たり前に利用できる時代は、もう足元まで来ています。

ではまた。