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モスバーガー食中毒の原因は?

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先日15日に関東甲信越8都県の店で、利用客28人が食中毒の症状を訴えていることを、モスフードサービスが明らかにしました。

同社によると、8月10~23日に東京・千葉・栃木・山梨・長野の店舗を利用した客が下痢や腹痛等の症状を訴えました。

 

この28人のうち、食中毒の検査を終えた13人からOー121(腸管出血性大腸菌)が検出されたそうです。

原因は本部が納入した食材とみられ、その一つと考えられる野菜の殺菌を強化すると話しています。

 

しかし、新鮮な食材を使用し安全なイメージが今までにあったが、今回の大規模な食中毒を起こすと、かなりのイメージダウンになります。

マクドナルド等の外資系とは違う国産企業ですから、かなりの違和感を感じます。

 

そもそもモスバーガーは、ハンバーガー店でのシェア2位で素材を厳選し注文を受けてから作る方式です。

またファーストフード店というよりもハンバーガーレストランと分類されます。

それは早く料理を出さず、注文を受けてから作ることからそのように言われています。

値段に関しても、他のハンバーガーチェーンのような値下げも殆ど行っていません。

高価格・高品質を掲げて味の向上を徹底させる経営戦略です。

そして1996年頃から減農薬や有機栽培の野菜を使い、2004年に従来の赤色の看板から新型の店舗を緑モスにしました。

その後紆余曲折を経て、順次緑モスの店舗転換をしています。

海外展開もしており、2018年現在アジアを中心に8カ国・地域(台湾・タイ・香港・中国・シンガポール・オーストラリア・インドネシア・韓国)に展開しています。

 

またメニューも世界初のテリヤキバーガーを発売、1987年にライスバーガーを販売しました。

これが出たときは、大ヒットしましたし、美味しかったですね。

その後高級路線の匠味シリーズで当初価格580円という高価格商品も打ち出しました。

*現在は販売終了

国産牛肉を使った「とびきりハンバーグサンド」シリーズが、その後継商品となっています。

 

上記の会社の流れに相反するような今回の食中毒は、全く信じられないし過去の経営方針の逆を行っています。

社内の管理体制が相当緩んでいるとしか考えられません。

 

特に体内に入る食品を扱う会社にとって、食材の品質管理は基本中の基本と言えます。

信じられない!

 

今までの安心して食べられるという概念を、一瞬にして打ち破られました。

残念です。

 

私個人の意見ですが、ダスキンと業務提携をしたのも不審に思います。

というのも、ダスキン傘下のミスタードーナツでは、過去に蛾や食品以外の物が混ざったドーナツがかなりの数が販売されていました。

その度に新聞にもよく出ていました。

その為、今でも余り買おうとは思いません。

 

モスバーガーにも、このような会社にはなって欲しくないというのが本心です。

 

徹底的に原因究明して、再び安心して食べられるモスバーガーを作って欲しいと思います。

ではまた。