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西友は今後どうなるのか?

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最近は、ビジネス関連に興味のある話題が多いですね。

今日は、西友の今後について調べました。

大手スーパーの西友が、ドンキホーテに買収されるという可能性が浮上しています。

ドンキホーテの社長で大原孝治社長が、13日の決算説明会で西友に関心があるとの発言をしました。

西友は、小売世界最大手のウオルマートの傘下にあります。

2008年に完全子会社化したが、最近は西友を売却して日本からの撤退を考えているみたいです。

公式的には、上記の話は否定していますが、打診が始まっているみたいです。

西友は、全国に300店以上で駅前など立地条件も良いところがあり、食品に力を入れていて固定客も多いので、ファンド等が関心を持っています。

一方、ドンキホーテは29期連続で増収増益と好調で、店舗数も最近5年間で130店舗以上増え、事業を拡大中です。

他には、楽天やイオン等も考えられたが、どちらも現実的ではなさそうです。

あとは、商社の伊藤忠商事の可能性も考えられます。

ドンキホーテとユニー・ファミリーマートHDは資本業務提携するので、親会社の伊藤忠商事が中心に動く可能性があります。

ドンキホーテは、小規模店舗から大規模店舗まで展開しており、西友の各種店舗を有効に活用できる利点があります。

しかも賃貸物件ではなく、ほとんどが自己物件です。

また、西友のブランドイメージは低下しており、ドンキホーテの方がイメージアップとなるかもしれません。

ドンキホーテは、2007年に長崎屋を傘下に収め昨年に渋谷に食品店舗を出店したり、ユニー6店舗を業態転換した店舗が売上が好調に推移し、来年には20店舗を展開する予定です。

19年6月期の見通しは、連結売上高1兆円、営業利益は530億円を予定しています。

「ビジョン2020」では、20年6月期に売上高1兆円、店舗数500店舗を目指し拡大戦略を取っています。

ただドンキホーテが単独での買収はリスクが伴うので、やはり伊藤忠商事が中心になってシナリオを描くと考えられます。

いずれにせよ大手スーパーチェーンは、今後苦境に立たされる姿が予測されるので、売上が見込める店舗と潰す店舗の選択と集中による戦略が必要だと言えます。

ではまた。