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東大理3類合格するのは簡単か?

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来年大学受験する子供さんを持ってられる親御さんは、本人とともに大変だと思います。

我が家も子供はやっと大学に今年入学しましたが、(もちろん東大ではありません)気分的にも楽になりました。

そのような中、「佐藤亮子」さんという方がラジオに出演していて初めて名前を知りました。

皆さんはご存知ですか?

佐藤さんは、3男1女全員を東大理科Ⅲ類に現役合格させ、「佐藤ママ」の愛称で本の出版や講演会、メデイア等にも数多く取り上げられています。

一体どうやって東大に合格させたのか、非常に興味をもちました。

大体一人を東大に合格させるのも至難の業なのに、4人の子供全て合格したんですから驚きの一語につきます。

ラジオから流れる佐藤さんのしゃべりを聞いていて、この人は自分の信念をしっかりと持っていて、他人に左右されない強い人だなと感じました。

具体的には、子供部屋を作らずテレビ・ゲーム禁止、リビングでの勉強をさせて、また他人の子供の点数とかは言わないという事です。

普通は学校の他の子供の点数などを聞いて、自分の子供より点が良かったら必ず子供に頑張るよう言うものですが、よその子はその親が付いているのだから言わないと決めていたそうです。

それよりも子供が良い点数を、取ってきたら素直に褒めて余計なことは言いません。

塾も小学校4年から通わせるぐらいで良いみたいです。

それまでは、3年ごとのスパンで分けて、小学校入学までに漢字や計算等を早めに教え、また習い事は勉強には一切必要ないと断言しています。

また中高一貫校は、数学の進捗が早くてその分他の勉強も出来るとおっしゃっていました。

その分、時間のかかる英語への時間を割けて勉強できるとも言われていました。

他に驚いたことは、子供さんは部活をしていて、また友達とカラオケやボーリングなど遊びにも行ってたみたいです。

佐藤さんのすごいところは、締めるところと緩めるところのバランスが非常に良い点だと思います。

要は子供が勉強する環境を作り、親は助言はするが余り口出しをしないということです。

また末っ子の娘さんと言い合いになったのが、高3の夏期講習に行きたいとの言葉に対して、奈良から大阪へ行く時間の2時間がもったいないので、家で勉強するように言った事でもめたらしいです。

 

凄いですね。

普通は、子供から行きたいと言われれば喜んで行かせますよね。

 

それでどうなったかというと、上の3人のお兄ちゃんから説得するよう頼んで、5日間の内2日を夏期講習、残り3日を家で勉強という折衷案を娘さんに了解を得たらしいです。

 

面白いですね。

 

あと佐藤さんの凄いところは、外野の声を上手くスルーする力ですね。

結果を出した人に対して色々なやっかみや批判等が出るのは当然ですが、そのような声は全く無視して右から左へ上手くスルーしたそうです。

 

私ももっと早く佐藤さんを知っていれば、もっと子供の学力も上がったと思いますが、無知の故子供の受験は失敗しました。

残念ですが今となっては仕方がないので、今後の子供を応援したいです。