台風はどこに行くのか?
今日は台風の影響で、結構涼しいですね。
この気温が続けば、大分楽になります。
今回の台風は、いつもと違って進路が違います。
普通なら西から東へ通るはずですが、関東から西日本へ向かっています。
今日の夜から上陸し、どの進路を通るのか、これから決まってくるとは思います。
そこで、過去の似た台風を調べてみます。
2016年の10号が、よく似ています。
これは、日本の南海上で発生し、一旦南下したあとに近づく過去にないような進路で、南東海上から岩手県に上陸しました。
1989年13号は、北西から関東に上陸し、日本海を抜けました。
上陸時は、暴風域を伴って進路の東側の関東北部から東北南部の山沿いを中心に大雨をもたらしました。
1日で400mm近い雨が降り、土砂災害が多発しています。
今回の12号は、西寄りに進み危険エリアも変わります。
北側が危険になり、関東の南を通過する可能性が高く、関東や東海が雨風の強まりやすい進路の右側に入る恐れがあります。
いずれにしても、先の大雨の被害に合った広島・岡山・愛媛・九州の各地域は十分な準備をすべきです。
ここで台風への準備を考えたいと思います。
家の窓ガラスや雨戸を補強する
強風に備えて、窓ガラスにテープを貼るなどして補強しましょう。
カーテンは閉めておき、雨戸にガタつきや緩みはないか、外壁に亀裂はないかチェックしましょう。
家の周りにある物を移動・固定する
強風によって飛散する可能性のある植木や置物は屋内に移動させます。
瓦やトタンは、強風で飛ばされないよう事前に修理を行えれば必要に応じて、修理しましょう。
床上の浸水対策
浸水の被害を防ぐために、家財や家電等は2階以上に移動させるのが安全です。
また家電のコンセントも抜いておく事が大事です。
という事で、地震などの災害も大事ですが、今回の台風のように異常な進路を取る物は珍しく、対応が中々難しい部分があります。
とにかく最新の情報を把握しながら、対策を考えないといけません。
これは、地方だけではなく都会でも深刻な状況となります。
普段からの準備等が大事だと思います。
明日からの進路に沿った地域の方は、出来るだけ注意し自分の安全を考えて欲しいです。
被害が少ないことを願うばかりです。
それではまた。