阪神藤波はもうダメなのか!
今日は少し暑さもましでした。
このままの気温が続けば少しは楽になるのですが、台風も近づいているので予断を許さないですね。
ところで、阪神はさっぱりですね。
特に投手陣の中でも、藤波は全然復活しないです。
今日の試合は、なんと1/3回5失点という大失態です。
打者7人で4四死球、2適時打を許しあっさりと降板です。
情けないの一言です。
素質は十分なのに、精神力が弱いというか投手独特のイップスがまだ治っていないということです。
その後5-0でリードを許している状況です。
エースと呼ばれた男が初回終わらない状態で降板すれば、その試合をぶち壊した責任は大きいです。
今後藤波は修正して復活できるのか、それが問題です。
ここでイップスについて調べてみました。
イップス
精神的な原因等で、動作に支障があり自分の思い通りのプレーや意識ができなくなる症状です。
元々は、ゴルフで用いられた言葉がスポーツ全般で使われています。
イップスという言葉は、1930年代に活躍したプロゴルファーのトミーアーマーがこの症状で引退を余儀なくされたことで知られるようになりました。
今までスムーズにパッティングしていたゴルファーが、突然緊張のあまりカップのはるか手前、カップを大きく通り抜けるパットを打つようになる病気にイップスと名付けました。
しかし、イップスの原因は未だに判明していません。
可能性としては、加齢に伴う脳の生化学的変化の結果ではないかと考えられています。
また、治療法は特になく克服できるかはその人間次第です。
現在の治療法は、最初は原因を発見して失敗した場面を直視し、無意識に体が拒否反応しているので、小さい部分から徐々に成功体験させて自身を体感させる行為があります。
しかし、これは新たに精神に負荷をかけてしまう恐れもあります。
またこれとは別に、運動障害であるジストニアが疑われる場合には、それに準じた治療が少数の医療機関で行われています。
イップスは、ゴルフ以外にテニス・野球・サッカー・卓球等もあります。
野球では、特に投手と内野手に多く死球や暴投等のトラウマから陥る場合が多いです。
藤波はこのパターンですね。
内野手では、田口・三浦・土橋等が守備コンバートを余儀なくされました。
あのイチローもイップスになった経験があるそうです。
高校時代は投手として出場していたが、先輩に対して投げるのに相当神経を使った事でイップスになったと語っています。
そういえば、私も中学の時に外野からの返球時にボールを落としたり、放すタイミングが上手くいかず、下に叩きつけるような事がありました。
これは、頭では分かっていても体が動かない状態でした。
40年ぐらい前ですので、それが病気とは当時思っていませんでした。
現代でこそイップスという病気なので、早く藤波には克服して1軍のマウンドでの活躍を願います。