夏のプールが異変!
連日お疲れ様です。
異常な暑さで、食欲不振で少しは痩せるかなと思っています。
このような暑さの中で、学校のプール使用が中止となる地域が増えているそうです。
夏休みのプールは、子供にとっては最大の楽しみで本来は暑さをしのげるはずです。
しかし、水温が30度を超えると逆に熱中症となるそうです。
それは、水の中での運動はかなりの汗をかくそうで、知らないうちに脱水症状となります。
またコンクリートの温度も輻射熱となり、火傷をするほどの温度になっているそうです。
学校のプールは屋外がほとんどなので、水温が上昇する傾向です。
子供たちには、可愛そうですが命の危険があるので仕方がないですね。
ところで、現在の小中学校の教室エアコン設置率は、まだ半数に満たないそうです。
東京都はほぼ全校に付けているが、愛知県は数%と格差が激しいです。
また水筒の中身に関しても違いがあります。
ある学校では、中身はお茶か水のみでスポーツドリンクは禁止で、登下校中は飲むのも禁止されています。
おかしいやろ!
東京都23区の小学校
水筒を持参させないみたいです。
しかし、教育委員会に事情を話すと翌日から許可されたらしいですが、上から言われると何でも方針をコロコロ変えるのは本当にお役所仕事としか言えないですね。
中身は水道水のみで、水筒を持参する場合は担任に連絡しないといけないそうです。
これでは、熱中症の子供を増やす方策を考えているだけです。
京都の小学校
普通教室には、エアコンがなく扇風機が4台付いているが、一番上の教室では熱い空気をかき回しているだけです。
水筒の中身は、お茶限定です。
山口県の小学校
水筒持参は許可されているが、中身は麦茶限定です。
休み時間の外遊びも規制されていず、運動会の時期も9月開催のままです。
残暑の厳しい時期での開催なので、教育委員会に相談してもナシのつぶてで各校長に意見しろという状態です。
本当に子供のことを考えているのか、甚だ疑問ですね。
暑さ指数について
環境省の熱中症予防情報サイトによると、1954年にアメリカで提案された指標で湿度・日差しや照り返し・気温の3つを取り入れた指標です。
群馬県伊勢崎市
2018年から暑さ指数を導入し、授業や中学体育大会の予選などに取り入れています。
31度を超えた場合には、すでに始まっている試合も中断しています。
このように常に指数を意識しながら、子供の熱中症予防を考えていくことが大事ですね。
とにかく小さい子供の命を守るためには、常に水分補給と室温の管理を考えて大人が注意しないといけないです。
お役所仕事で、上からの命令にひたすらその指示待ちだけでは、守れる命も守れません。
本当に子供のことを考えて欲しいです。