京都の街並みについて
昨日今日は雨模様で、鬱陶しいお天気ですね。
皆さんは京都に来て、街並みに関してどのように感じますか?
個人的な意見ですが、暗いイメージを持つのですが如何でしょうか?
たしかに町家の和風の建物が多いですね。
またそこらじゅうにお寺が有ります。
そして鴨川を中心に多くの川があり、その支流として白川等もあります。
一番暗いイメージを醸し出しているのが、看板です。
いろいろなチェーン店やコンビニエンスストアなどの看板の色を変えているのです。
赤を茶色にしたり、モノトーンにしているのです。
看板の高さを抑え、LED等の看板も規制されているのです。
景観条例に基づいた街づくりだと言えます。
この景観条例は、1956年に制定され、2007年に改正され、さらに厳しくなりました。
ですので、高層ビルも作られずに町並みの美しさを大切にしているのです。
しかし古い木造の寺社や住宅が多いので、火災等からいかに防ぐのかが問題になっています。その解決策として古い民家で空き住宅となっている民家は宿泊施設として、外国人観光客へ提供すれば効率的になります。
このような空き住宅の内部をリノベーションして再生できれば、火災を防ぐ準備が出来るのではないかと考えられます。
つまり人が住む家は、人間によって守られているわけで無人の家はいつ火災が起こっても不思議ではないという訳です。
また行政により、文化財である建物を保護することで街の景観を維持できていると考えられます。
このようなことから暗いと感じるのではなく、古い町並みを維持し文化財も保存しながら観光客も呼び込む施策を取っているのです。
しかし観光客は年々増加の一途となっているので色々な問題が発生しています。
有名な観光地は一杯で、交通手段の市営バスもキャリーケースを持った観光客で溢れている状況です。
ソフト面だけでは対応できないと思いますが、他の地下鉄や電車への振替できるような施策も考えるべきだと思います。
いずれにしても古い伝統を守りながら、時代の流れに対応しながら街づくりを行って欲しいと切に思います。
うまく考えを纒められませんでしたが、ご了承下さい。
ではまた明日。