ファミマが新たなポイント導入!
2020年までにファミマがドコモのdポイント、楽天スーパーポイントを付与します。
12月上旬から全1万7000店でd払いや楽天ペイ等のキャッシュレス決済にも対応します。
使えるQRコードは下記です。
ファミマと言えばTポイントだけ対応していたが、複数のポイントに対応することで顧客の利便性を高める狙いがあります。
現在は、レジでTカードを提示すると支払い方法に関係なくTポイントが付与されます。
ファミマは、約10年前にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と組み同社のTポイントを付与してきました。
Tポイントは今まで、ファミマ等各業種の大手と独占的に組んで、加盟店を囲い込んできました。
他のポイントとの併用を認めず、縛り付けていましたがd払いや楽天ペイ等のポイントサービスが乱立し、使う側の消費者も使い分けをし、状況が大きく変わりました。
現在加盟店側にポイントサービスを選択できる優位性が発生し、消費者の利便性を考えると併用不可のTポイントに個室するメリットが無くなったのも原因かと思います。
一方1万7000店のファミマは消費者の利用が多い中核加盟店で、もし離脱するとTポイントの価値も大きく下がり、他の加盟店の離脱の可能性も大きくあります。
今後もファミマ対応のQRコード決済は増えていきます。
ローソンがOrigamiペイを新規導入したように、この先ファミマがOrigamiペイやPring等のQRコード決済導入の可能性は十分あります。
また中国で広く普及しているAlipay、Wechatペイ等も導入される可能性もあります。
コンビニ業界の熾烈な競争では、インバウンドも視野に入れながらのサービス競争となります。
どこの業界も大変です。
生き残りをかけて消費者の利便性を図りながら、利益の追求を目指して成長するのは非常に難しい時代となっているのは確かです。
今後のニュースに注意したいです。
ではまた。