プライベートジェットって?
今や世界は格差社会で、日本でもじわじわと定着しつつあります。
そのようななか、テレビなどで富豪がよくプライベートジェットで、海外へ旅行に行っているのを見かけます。
昨年納入機数の機種別で、初の年間首位となったのはホンダの「ホンダジェット」です。
プライベートジェット機の需要は、ピーク時(10年前)の水準まで戻っていません。
ここでトップブランドは、ガルフストリームで太平洋ノンストップ横断可能な最上位機種G650で、価格は6450万ドル(約70億円)です。
しかし近年売上は振るわず、リーマンショック前は1000機以上の新型機が販売されていたが、2017年には676機と半分に落ち込んでいます。
ガルフストリームやボンバルディア等大手も販売を立て直そうと新製品発売を急ぎ、逆に在庫増加、中古機の大幅価格低下となり、悪循環を起こしています。
その中で小型機は、前年に対し50%増と大幅に拡大しています。
航続距離は1100海里(約2000km)と短いが、1000m以下の滑走路で離着陸が可能で小回りが利きます。
ホンダジェットはその市場で、納入機数初首位となりました。
市場は今後北米・ヨーロッパからアジアへと移っていきます。
アジアでは既にシェアが1割に達しており、これから更に大きな伸びが期待できます。
ここでこのプライベートジェットを主に使っているのはどんな人たちでしょうか。
セレブの印象がかなり強いですが、アメリカでは分刻みのスケジュールをこなす為に、エグゼクティブビジネスマンが保有していて、主に企業・団体名義となっています。
ですので、ビジネスジェットと呼ばれています。
またプライベートジェットのチャーター会社も存在していて、料金は12万7000ドル~35万325ドル(約1400万円~4000万円)です。
かなりの金額ですね。
ただメリットは非常にあり、まず時間に遅れない、空港でのセキュリティチェックも必要ない、飛行機の遅延もない等利用価値はありますね。
また世界の空港では、プライベートジェットの専用ターミナルがあり、1回につき使用料がかかるが、豪華な待合室もあり出国手続き、税関検査等もできるので短時間で移動できます。
しかしお金持ちは凄いです。
私には一生縁のない話ですが。
ではまた。
富裕層関連の記事はこちらもどうぞ