ローソン銀行は使えるのか?
ローソン銀行が10月15日より開設されました。
コンビニでは、セブン銀行についでのオープンです。
それではどんなメリットがあるのか。
まずATMの手数料ですが、7時~19時迄が無料となります。
上記以外の時間は、税込108円かかります。
それほどメリットとも言えませんね。
他には、ローソン銀行ATMで入出金するとATMクーポンを発行できます。
次に振込は、ネットバンキングのローソン銀行ダイレクトとローソン銀行ATMから2通りあります。
ローソン銀行宛は54円、他の金融機関宛は216円です。
一般的な銀行よりも安いですね。
ただ他のネットバンクの方が振込手数料が無料という所があるので、振込は別のネットバンクを利用したほうが良いですね。
また、ローソン銀行同士の振込であれば、システムメンテナンス以外は当日振込完了となります。
但し、他行宛の振込は平日の0時~15時までは当日中、それ以外は翌営業日となります。
これも一般の銀行と同じです。
1日当たりの振込限度額は、最大200万円までです。
口座開設初期は、50万円の設定になっていますが、0~200万円まで設定変更もできます。
これは、ローソン銀行ダイレクトから手続きできます。
注意すべきは、この口座を全く使用しなければ、「未使用口座管理手数料」が発生し、最後の入出金から2年以上使わないと未使用口座となります。
未使用口座管理手数料の対象条件は、残高が1万円未満の普通預金口座で、それ以上あれば問題ないです。
また定期預金残高が1円でもあったり、ローソン銀行ダイレクトに2年以内にログインしていれば大丈夫です。
金利については、普通預金で0.001%と一般的な銀行と同じです。
定期預金金利も0.003%で特にメリットはないです。
一番のメリットは、取引によってPontaポイントが貯まることです。
大きなポイントではないですが、取引ごとですのでかなり大きいと思います。
注意するのは、ローソン銀行とPontaポイントの紐付手続きを自分で行っておくのが大事です。
口座開設には、アプリネット上での簡単な情報入力と身分証を撮影して送信することで、口座開設ができます。
口座開設が完了後、キャッシュカードが自宅住所へ送付されます。
ローソン銀行サイト
また、2019年1月にはクレジットカード発行予定で、さらに利用の幅も広がります。
巷では、支店名が非常にユニークだと話題になっています。
しかし何故今頃銀行業に参入したのか。
それは、将来のキャッシュレス社会への対応と今後のクレジットカード、電子マネー等既存の地方銀行とのプラットフォーム化等を広げていくのが狙いだと言えます。
政府の方針でもキャッシュレス化を進めたい意向があるので、時代に合った戦略だと思います。
キャッシュレス化については下記の記事もご参考まで
ではまた。