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来年から有給完全消化するぞ!

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昨日のブラック企業から引き続いて、労働者の働き方について書きます。

 

そもそも会社員には有休制度が、法律によって決められています。

 

最近になって、私の会社も有休を半年に3回以上取れとのお達しが急に来ました。

 

過去30年ぐらい、結婚や忌引き以外は年休を取ったことがありませんでした。

 

まあ完全なブラック企業ですから、しょうがないといえばそれまでですが。

 

実際取れていない企業は、他にも多いのではないかと思います。

 

厚生労働省の2017年の調査によると、有休取得率は49.4%です。

 

2020年には、70%目標を掲げていますがそのプレとして、2019年4月から有休の義務化をスタートさせます。

 

会社側は、多分この情報を聞きつけていきなり有休取得を言いだしたのではないかと思いますが、本当に小賢しいというかサラリーマン根性というか、身の保身というか、情けなく思います。

 

そもそも有休は、「年次有給休暇」で年休とも略します。

 

これは、法律によって定められていて、会社員やパートタイマーが対象で、条件により取得時期や日数が変わります。

 

例えば勤続6ヶ月以上は、年間10日以上の有休が自動的に与えられています。

 

2019年4月からは、会社はこのうち5日間は必ず消化させなければいけないことになります。

 

今まで各企業が有休の取得を積極的に取るように言及してこなかったことが、取得率の低下をもたらした事で、国は義務化して罰則も含めて強化するようです。

 

 

*今回の義務化の対象者は、有休が10日以上与えられている者に限ります。

 

今までの会社は、従業員が有休を取ると言わない限り、会社側からは一切何も言ってきませんでした。

 

ひどい会社が多かったですね。

 

しかし、今後は義務化となりますので気軽に有休消化ができ、旅行など個人の趣味などにも有効に活用でき、社会全体での消費も多少上向くかもしれません。

 

そして有休義務化に違反した場合は、30万円以下の罰金が課されます。

中小企業などは、かなり影響が大きいですね。

 

ですので、今まで正月やお盆に必ず出社と言う会社などでも、有休を使えば問題なく休めるという事です。

 

もちろん業務に支障が出ないように、社員の出勤状態の調整は必要ですが、従来に比べると非常に休みやすくなります。

 

しかし、ブラック企業は有給を取ったことにしておいて、実際は出勤させている会社も多いので、労働基準局等が厳しい監督とチェックを行う必要があります。

 

今後も働き方についての問題点も議論して、より良い労働環境を持った会社が増えることを願います。

 

ではまた。