PayPay利用のキャンペーンが凄い!
ソフトバンクとヤフーの共同出資会社のPayPayは、本日全国のファミリーマート約1万7000店で、PayPayでの支払い額の一部又は全額還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」を12月4日~2019年3月31日まで実施すると発表しました。
これはモバイル決済サービスのPayPayが12月4日から導入されるのに合わせて行われます。
予め銀行口座からチャージした電子マネー(PayPay電子マネー又はYahoo!マネー)と、クレジットカードによる2種類の支払いに対応し、店舗等が表示したQRコードを読み取る「ユーザースキャン」方式と、ユーザーがアプリで表示したコードを店舗側が読み取る「ストアスキャン」方式の2通りが利用できます。
キャンペーンによると、PayPayで支払いすると支払い額の20%がPayPayの残高として還元(月最大25万円までの支払いに適用)されます。
また40回に1回の確率で支払い額の全額が還元(月最大10万円まで)されるキャンペーンも実施されます。
さらにYahoo!プレミアム会員は、確率が20回に1回、ソフトバンクとワイモバイルユーザーは確率が10回に1回となります。
これはかなりの確率での還元で、ソフトバンク・ワイモバイルを使っている人は利用しない手はありませんね。
全てのPayPay決済が対象で、加盟店の負担なく大きな集客効果が見込めます。
その他にも、今日から12月3日までPayPay残高に5000円以上チャージした全てのユーザーに1000円相当のPayPay残高を上乗せします。
またソフトバンクとワイモバイルユーザーには、新たに支払い方法を登録すると500円相当のPayPay残高をプレゼントします。
しかしソフトバンクは太っ腹ですね。
PayPayの利用店舗も幅広く、ファミリーマート、HIS、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、ジョーシン、エデイオン、和民、白木屋、ポプラ、松屋、ミニストップ、第一交通産業等で利用できます。
このようにパソコンなどの高額商品にも利用でき、20%還元が適用されます。
同社代表取締役社長執行役員CEOの中山一郎氏によると、日本は約80%が現金のためこのサービスで現金を上回るメリットと利便性を提供したいとの意気込みを述べました。
政府が推進しているキャッシュレス化へ、一段と加速出来るのか注目ですね。
なお今回のキャンペーンは短期間施策で、LINEPay等長期的キャンペーンを展開している他社とは方向性が異なっています。
まずは利用客や店舗を増やすことに重点を置き、今後現金に代わる決済手段を目指すとし、非接触決済については未定だということです。
各社とも色々な手段でユーザー獲得競争が激しくなりそうです。
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