テレビ離れは進んでいるのか?
凄いゲリラ豪雨が、夕方急に襲ってきました。
大変な雨量でした。
豪雨の被災地の方は、大丈夫でしたか?
急な天候になることが今年は多いので、十分注意すべきですね。
ところで、最近のテレビ離れは激しいのでしょうか?
私自身も50代で、昔は家に帰るとすぐにテレビを付けて、ボーッとしていました。
しかし、最近は翌日の仕事の準備をして、その後ブログを書くので余りテレビを見ることが少なくなってきました。
私のようなおっさんでもテレビを見る時間が減っているのですから、若い方はスマホ・パソコン等ネットでの情報収集がメインになるでしょう。
ここで、テレビ業界の「総世帯視聴率」という指標があります。
この数値が低迷しているので、テレビ離れが進んでいます。
過去には、1963年のNHK「紅白歌合戦」の視聴率は81.4%、同年11月23日にはケネディ大統領の暗殺事件等衝撃的な映像もあり、ニュース速報を知るツールとしても欠かせないものでした。
また70年代の浅間山荘事件や80年代の昭和天皇の大喪の礼が、執り行われた時期も視聴率が高かったです。
しかし、90年代の月9ドラマ以降は、緩やかに下落していきます。
その後は、スマホの登場によりPC・タブレット・スマホで動画等を楽しむ時代となりました。
そうはいっても、現在は夜にテレビをつける世帯はまだ6割います。
6割もいるのであれば、まだまだテレビの復活の可能性はあるのではないか。
ただ、今のテレビ番組を見ると面白くない、続けて見ようと思わないという感覚になります。
唯一見るのは、スポーツニュースぐらいでバラエティやドラマ等は全然ダメですね。
しかし、年代別でも我々50代以上が視聴率を下支えしています。
何しろ小学校の時からテレビが家にあったので、日常生活の一部でした。
また、年齢が上がるとともにインターネットの利用時間は減少しています。
ここで、テレビ視聴率の減少とインターネットの普及が、広告業界にも大きな影響を及ぼしています。
広告では、インターネット広告が伸びていて、スマホ普及以降はテレビ広告費を超える勢いです。
ですので、高齢者向けは従来のテレビで、若者向けにはネットテレビでの番組作りをする必要があります。
現在では、アべマTV・ニコ動等番組タイトルを見るだけでも、興味を注がれる番組も多くあり、通常の番組に比べるとニーズをしっかりと掴んでいます。
ただ本当の情報を得る手段が、テレビなのか新聞なのか、ネットなのか、どれが真実かを見極める力を磨くのが、一番重要だと言えます。
その辺りの力を高めていくのが、これからの視聴者には必要だと思います。
結果的には、現状のテレビ番組では飽きられて離れていくと思います。