夏の甲子園 ドラフト候補でいっぱい
高校野球は、面白いですね。
勝っていても、後半に逆転される場面もありますので、想像がつかないです。
ところで、今大会はドラフトの目玉が沢山います。
開幕前のドラ1候補は、大阪桐蔭の根尾昴選手と藤原恭大選手ぐらいだったのが、実際試合が始まると他にもゴロゴロと出てきました。
現2年生も含めるとドラフト1位候補は、7人もいるそうです。
先の2人以外では、報徳学園の小園海斗選手で聖光学院戦で大会タイ記録となる3本の二塁打を放ちました。
打撃が引っ張るだけでなく、広角に飛ばし体も大きくなり、脚力も良く守備範囲も広いです。
今大会のナンバーワン遊撃手は、小園だという声もあり、ドラ1確実です。
投手では、金足農の吉田輝星投手の評価が高いです。
150キロ近い速球と切れの良い変化球で初戦14奪三振をマークした右腕です。
確かにピッチングフォームも、負担かからない投げ方で、高校クラスでは途中でスピードを抑えて制球重視にしたり、省エネ投法もできる力もあります。
またピンチの時にギヤを上げて、スピードボールを投げ込む力は大したものです。
2年生投手にも注目の逸材がいます。
1回戦で149キロの速球とスライダーで、16三振を奪った創志学園の西純矢、左腕から150キロの速球を投げる横浜の及川雅貴、星稜の奥川恭伸の3人は来年の1位候補です。
特に及川は、左腕で150キロを投げる投手は少なく、プロでは貴重です。
ドラフト1位になれば、大体契約金が1億円で年俸が1000万というのが普通です。
羨ましい!
ちなみに、昨年北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手は、契約金1億円、年棒1500万円、出来高5000万円です。
では、税金はいくらかかるのか?
プロ野球選手は、個人事業主なので所得税がかかります。
契約金は雑所得、年棒は事業所得になります。
1年目の契約金が1億円で年棒1500万円の場合は、約4800万近い所得税がかかります。
税金もすごい金額ですね。
また、経費も認められていて職人によるバットやグローブ等の道具類、ボール等を購入すれば経費として組み入れられます。
冬の自主トレーニングの交通費や、宿泊費も経費で、トレーナーやマッサージ等を雇った場合も費用として認められます。
このように、プロとして活躍できれば収入も上がり、ファンの記憶に残っていきます。
しかし、厳しい世界で毎年120~130人が戦力外通告を受けて、引退していってます。
今回のドラ1候補の選手たちは、プロに入っても長く活躍して欲しいと思います。
ではまた。