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ブラック企業とは・

 

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今日も大阪でした。

最近、国の働き方改革法案を巡って与野党の攻防が激しいですが、はっきり言って全く意味がないと思います。

残業を無視した高度プロフェッショナル等、現場を無視した机上の空論と言えるでしょう。

もっと現場で働く人への調査をしっかりと聞き取り、ブラック企業と言われる会社へのメスをいれるべきです。

ここで、ブラック企業の意味を考えていきたいと思います。

まず、労働時間の長さ・残業時間の長さが挙げられます。

法律の隙間を抜けて、違法限界の労働をさせる会社です。

労働基準法は、一日8時間・週40時間が労働時間の上限となっています。

ただし、36協定を労使で契約すると上記の制限を解除できます。

これによって、長時間労働を合法化します。

ですから、過労死ラインの月80時間以上の残業できるといった36協定を結んでいます。

これは、最近の電通問題なども代表的な残業の強要と言えます。

私は、30数年以上同じ会社で働いていますが、昔は会社への貢献と勘違いしているような風潮がありました。

時代性もあり、景気が良い時代でもあったので、国全体が働けば収入も上がった時代でした。

もちろんその頃には、セクハラやパワハラ等の言葉もなく、普通に社内でそのような言動などは当たり前でした。

今では、当時の上司はほとんどクビになっていたでしょう。

大体精神論を唱える上司は、現在では天然記念物状態です。

現代は、理論的に客観的なデータに基づいて、ロジカルシンキングを部下に指導しながら、丁寧にティーチングするのが受け入れやすいと思います。

データや物証事例を示しながら、説明すると誰もが理解しやすいです。

またグラフや一覧表等も同時に見せれば、効果的ですね。

そして、各個人の適正に合った部署への配置、正確に合った丁寧な指導が求められています。

現在では、心のケアを会社が行うのは当たり前となっています。

病気には、会社の産業医が必ず診察して後のフォローもしっかりと行っています。

ブラック企業は、ともすれば離職勧告を平気でします。

更に、自己都合で辞めてくれと無茶苦茶な要求をします。

そのような時には、是非労働基準局へ告発し、自分の身を守らなければいけません。

そして、肉体的・精神的に追い込まれた場合は、自分ひとりで抱えず、是非社外の人に相談してください。

私も若い時に一時期うつ状態になった時期があり、特に医者へは行きませんでしたが、周りの先輩たちに助けられ、何とか乗り切った記憶があります。

結局は、会社に入らないと外からは、詳しい情報は得られないので、入社したいと思う会社に勤めている方からの話を聞くのが一番ですね。

就活されている学生さんも、今が大事な時期ですし、内定等も出ていると思いますが、しっかりと情報を集め、ブラック企業を避けてホワイト企業へ就職しましょう。