皮ごと食べられる野菜
昨日に引き続いて、今日は野菜に注目です。
野菜の皮にも、果物同様多くの栄養素が含まれています。
農薬の問題もありますが、まずは多くのメリットを考えていきたいと思います。
皮ごと食べられる野菜
- かぼちゃ
- カブ
- 大根
- ごぼう
- レンコン
- さつまいも
- 長芋
- 里芋
- にんじん
- アスパラガス
- 玉ねぎ
- にんにく
- しょうが
かぼちゃ
緑の皮は、食物繊維とβカロチンがたくさん含まれています。
カブ
皮には、ジアスターゼという消化酵素があり、赤かぶには視力に良いとされるアントシアニンが含まれています。
大根
大根は、ポリフェノールやビタミンC、食物繊維が含まれています。
大根の皮は、中心よりも外側に栄養価が高くなります。
ごぼう
ごぼうは、体の脂肪を燃やす効果があるクロロゲン酸が含まれています。
このクロロゲン酸は水に溶けやすいので、水にはさらさない方が良いです。
レンコン
皮には、炎症を抑える働きがあるタンニン、脂肪燃焼効果があるクロロゲン
酸等のポリフェノールが多く含まれています。
さつまいも
食物繊維やビタミンC、カルシウム等の栄養素が、凝縮されています。
皮の色素は、アントシアニン、クロロゲン酸が含まれています。
長芋
長芋の皮には、ポリフェノールが多く含まれています。
すりおろしても、輪切りにして焼くだけでも美味しいですね。
里芋
皮には、リグナンというポリフェノールがあり、女性ホルモンのバランスを整える作用があり、美肌や更年期障害の改善等が期待できます。
にんじん
βカロチンやビタミン等が多く含まれています。
普陳列されたきれいな人参は、すでに皮が剥がされた状態ですのでそのまま料理したほうが良いです。
アスパラガス
根元に近い部分に、旨味成分が多く含まれています。
繊維が硬いので、煮るとアスパラガスのダシが出て、スープ等に使えます。
玉ねぎ
良く知られていますが、血液をサラサラにするケルセチンやビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
にんにく
抗菌化作用がある物質が含まれていて、そのまま素揚げして食べると美味しいです。
しょうが
特徴の辛味や香りは、皮のすぐ下の部分に含まれています。
皮ごとおろすと、しょうがの風味や香りが強く出るのでおすすめです。
以上代表的な野菜を紹介しました。
野菜には、6大栄養素以外にフィトケミカルという栄養素があり、1000種類以上もあるそうです。
有名なところでは、大豆のイソフラボン・トマトのリコピン・緑茶のカテキン・ブルーベリーのアントシアニン等です。
その効果は、抗菌化作用です。
これは、免疫低下を防ぎガンなどの予防にも役立ちます。
このような体にとって、良い効果を与えてくれる栄養素のある野菜を摂取して健康維持をはかりたいですね。