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身体障害者手帳の申請は?

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今回の台風は、相当強烈なパワーで近づいています。

明後日ぐらいがヤバイかなと思います。

 

ところで、家族で身体障害者の申請をしなければいけないので、手帳の申請などを調べました。

身体障害者手帳は、身体障害者福祉法による障害等級に該当する場合に、役所から発行される手帳です。

これは、役所に申請してから1ヶ月~2ヶ月かかります。

申請の流れを説明します。

 

  1. 申請窓口で申請書類を受け取ります。
  2. 医師に診断書を作成依頼します。
  3. 各申請書類を窓口に提出します。

 

1、申請窓口で申請書類を受け取ります。

窓口で申請必要な書類と医師に作成してもらう診断書を受け取ります。

申請窓口は、住んでいる市区町村の障害福祉担当窓口にあります。

 

2、医師に診断書を作成依頼します。

指定医のいる病院で診断書を渡して、永久ストーマ造設の診断書を作成してもらいます。

 

3、各申請書類を窓口に提出します。

申請書類に必要事項を記入し、医師に作成してもらった診断書と写真を添えて提出します。

 

・申請に必要なもの

○身体障害者手帳の申請書類

○指定の診断書

○顔写真

○印鑑

○個人番号(マイナンバー)

 

その後、申請内容に基づき障害等級が決定されると、身体障害者手帳が交付されます。

交付には、通常1ヶ月から2ヶ月かかります。

交付されると各市町村で様々な福祉サービスを受けられます。

 

ではどんなサービスを受けられるのか。

医療費、補装具、リフォーム費用の助成

代表的なものが国の公費負担医療制度のひとつで、自立支援医療の更生医療です。

指定の医療機関で、障害の軽減や進行の予防に効果のある治療を受けた場合に、医療費の自己負担1割で済みます。

また各地方自治体ごとに医療費助成もあります。

ほかには、視覚障害者用の眼鏡や盲人安全杖、補聴器、義肢、車椅子等の補装具の交付や購入・修理にかかる費用の助成も受けられます。

リフォーム費用としては、手すりの取り付けや段差の解消等があります。

 

 

所得税・住民税・自動車税の軽減

一定の金額の所得控除を受けられ、所得税や住民税が軽減されます。

他にも相続税や贈与税も様々な特例が受けられます。

障害者が保有す自動車の、自動車取得税や自動車税・軽自動車税の減免も受けられます。

 

公共料金の割引サービス

電車やバス等の公共交通機関で、手帳を提示することで運賃割引を受けられます。

NHKの受信料は、半額割引や全額割引となります。

また、携帯電話会社や美術館、動物園等で割引があります。

 

障害者雇用での就職・転職活動

障害者雇用促進法により、50人以上の従業員を雇っている一般事業主は、従業員数の2.0%以上身体障害者または知的障害者の労働者を雇用しなければなりません。

最近問題になっているのが、各省庁での人数の水増しです。

各省庁が決めて、各省庁が守っていないので話になりません。

 

以上身体障害者を抱える家族は、出来るだけ国の制度を活用しながら、上手に介護やサポートをしていくべきですね。

誰でも将来的には、人ごとではないと思いますので、今後準備しておくのも必要です。

ではまた。