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樹木希林の終活に何を感じるか?

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テレビで流れていますが、樹木希林さんが亡くなられました。

非常に個性的で、何事にも動じず、またご主人はあの内田裕也さんで40年以上別居していたそうです。

彼女自身が全身癌に侵されている事も、マスコミを通じて公表しています。

しかも、その治療をせずに死を迎えようとしていました。

普通の人だと、治療に専念して少しでも長く生きようとするのに、その対極にあります。

 

彼女は死が怖くないのかと思うぐらいです。

2年前に終活宣言をし、宝島社が全国紙に強烈な広告を打ったのも印象的でした。

その後は、買い物もせずに身の廻りのものを処分していました。

その光景をテレビで放送されていたので、終活に対して感じる事があり、調べてみました。

そもそも終活とは、自らの死を意識して最後を迎えるために様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉です。

 

まず生前のうちに自身の葬儀や墓等の準備、生前整理をして残された者が自身の財産を円滑に進められるよう、計画を立てておくことが重要です。

 

この言葉は、週間朝日から生み出された言葉で2009年に終活に関する連載が行われて以降、「終活本」等が幾つも出版され世間に広まりました。

2010年には、新語・流行語大賞にもノミネートされ、2012年の新語・流行語大賞でトップテンに選出されました。

 

2015年9月に「一般社団法人終活ジャパン協会」として法人化されました。

 

準備としては、エンデイングノートや遺言を作り、認知症などの障害が出るまでに用意しておく必要があります。

 

生前整理として、物品の整理や社会的整理を行います。

 

社会的整理は、企業等は後継者を育てておいたり、また代役を準備しておくことが重要です。

 

葬儀も生前葬や埋葬も永代供養・自然葬等も選択肢に入れておきたいですね。

遺産相続も、生前にはっきりと遺言書などに記入しておくべきですね。

 

私はまだ50代なので早いかなと思いますが、早すぎることはありません。

 

死後、家族が困らないように終末期の医療、自身の死を誰に伝えるか等を明らかにしておけば、家族の精神的負担・手間も省けて迷惑にならないからです。

 

金融機関の整理も分かり易く口座をまとめて、家族の負担を減らします。

その為に保有口座の金融機関・支店名・口座番号、株などの有価証券も保有していればその内容もまとめてエンデイングノート等に記入しておきましょう。

また保険に関しても同様で、明細を整理しておくのも大事です。

 

終末期の医療も、延命治療をするのか痛み止めだけを行うかを決めておき、また葬儀も家族葬なのかどうかも決めておけば、家族も悩む必要がなくスムーズに進められると思います。

 

以上簡単にまとめましたが、誰にでも必ずその時は来るので早い準備が必要だと言えます。

ではまた。