コピー品と正規品の違いは。
中国を筆頭にコピー品が、相当数日本に入ってきています。
最近も健康器具の「シックスパッド」の偽物が横行しています。
*中国製かどうかははっきりしていません。
ポルトガル代表のクリスティアノ・ロナルドで有名ですが、2015年~販売し100万台を超えています。
箱や説明書が本物そっくりで、腹筋用28000円(税込)の正規品を10分の1価格で売られている事もあるそうです。
しかし、偽物は電気の流れ方が違って、やけどの恐れもあるそうです。
やはり粗悪品が多いですね。
ちなみに日本の税関での輸入差し止め点数は、昨年で13000点でした。
これは、前年の約2.7倍です。
コピーといえば、ブランド品が圧倒的に多いです。
ずっとイタチごっこが続き、もはや無くなることはなさそうです。
ここで見分け方の簡単なポイントを紹介します。
- 素材
- 縫製
- 研磨
- 刻印
- 大きさ
1、素材
コピー品は、価格が安いので素材も安価な物を使用しています。
レザーなどは、フェイクレザーでポリウレタンや塩化ビニルを使用しているので、薬品の匂いやレザーを使ってもペラペラで触ると全然違います。
キャンパス地やナイロンの質も全く違います。
キャンパス地は、コピー品だと糸の数が少なく強度が弱いし、ナイロンは匂いで分かります。
2、縫製
縫製もステッチの数や糸の質、縫製の仕方が違います。
コピー品は、とにかく縫い目が荒くステッチもガタガタで汚いです。
本物は縫製がしっかりしているので、中の空気が抜けない状態です。
3、研磨
本物は、金具の細部や裏側まできれいで、綺麗に研磨されています。
コピー品は、金具にメッキを施すだけで終わっていますので、触った時にざらつきが感じられます。
4、刻印
ブランドの象徴である刻印ですが、最近はかなり精巧に出来ています。
しかしレザーへの刻印は、アルファベットの跳ねが最後まで綺麗で、文字や深さが一定しています。
また金具の刻印も、手作業での打ち方ですので、コピー品のようなレーザー刻印とは違います。
5、大きさ
コピー品は、長さ・奥行・高さ・ハンドルの長さ・ストラップの長さ等細かいサイズが番っています。
以上のように違いは多数ありますが、最近は非常に精巧にできた偽物が輸入され、見分けがつきにくくなっております。
特にネット上の価格が安いものは、一度疑ってみるべきです。
また欲しいと思う商品があれば、正規品を取り扱う百貨店や専門店で確認した方が良いです。
偽物は、修理を出しても受け付けてくれません。
正規品は、各ブランドで有償ですがきっちり対応してくれます。
やはり安心で満足できる正規品が、一番おすすめです。