コルトレーン未発表音源発売について
今日も大阪で仕事でした。
今更ですが、初めて阿倍野ハルカスに行きました。
完成して、もう5年も経っていたのですね。
ハルカスが出来る前の、天王寺周辺は工事中もあって、ゴチャゴチャしていましたが非常に綺麗に整備されていてビックリしました。
色々行ってみるべきですね。
57階からは、眺望も良く気持ちよかったですね。
ところで、話題はガラッと変わりますが、ジャズ界の巨匠である「ジョン・コルトレーン」の未発表音源を、収録したアルバムが発売されるそうです。
彼が55年前に録音したもので、アルバム名は「ザ・ロスト・アルバム」です。
この音源は、最初の妻ジュアニータ・ナイーマ・コルトレーンさんが、ニューヨーク・クイーンズ地区にある自宅に保管されていたものを、家族によって発見されたそうです。
特に収録されている曲のうち2曲は、これまで世に出ていない作品です。
そして定番のテナーサックスではなく、ソプラノサックスを演奏しています。
代表作の「インプレッションズ」の別バージョンも収められています。
演奏者は、コルトレーン、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルビン・ジョーンズの黄金のカルテットです。
いいですね~、是非聴いてみたいですね。
コルトレーンと双璧のソニーロリンズが、「これは、巨大ピラミッドの中に新たな隠し部屋を発見したようなものだ。」と喜びのコメントを出しています。
アルバムは、マスターテイク7曲を収録した通常盤と、別テイク収録のボーナス・ディスク付き2枚組のデラックス・エデイションの2形態でリリースされます。
発売は、2018年6月29日です。
*ジョン・コルトレーン
ジャズが大きく変革した1950年代~60年代に活躍したサックス奏者です。
1967年に40歳で亡くなるまで、数多くの名演をし、トランペット奏者のマイルス・デイビスと並ぶジャズ界のレジェンドです。
「バラード」、「至上の愛」等代表的なアルバムをリリースしています。
また、ソプラノサックスのパイオニア的存在でした。
従来のモダンジャズでは、クリーンで透明な音が出にくく、ほとんど使用されていませんでした。
彼によって、ジャズ特有のブルーノートやモード奏法に効果的だと実証されました。
何故、私がこのニュースを取り上げたかというと、30数年前に初めてジャズの魅力に取り付かれたのが、このコルトレーンの曲を聴いたからです。
それ以来、モダンジャズ、フリージャズ、フュージョン、ジャズファンク等を好んで聴いてきました。
最近は、忙しいのもあって、中々ゆっくりとジャズを聴く時間がありません。
久しぶりにジャズを聴いて、楽しみたいと思います。