高齢者の運転事故をふせぐには
最近は、ニュースで高齢者の事故をよく聞きます。
加齢とともに、反射神経や目・耳の衰え、身体的な動きの低下等が大きく影響していると思います。
免許を返納するのが一番ですが、地方では車がないと生活が不便で返納出来ない人も多いです。
警察も安全教室や、運転講習等サポートしたり、キャンペーンを行っています。
しかし、ブレーキとアクセルの踏み違え等で、多くの死傷者を出しています。
いくら人間側を教育しても、自動車の安全性能をアップさせていかないと、物理的に事故を防ぐのは難しいですね。
そこで、現在の各メーカーの安全技術を調べてみました。
- SUBALU アドバンスドセーフテイパッケージ+アイサイトver.3
- HONDA SENSING
- TOYOTA Safety sense P
・SUBALU アドバンスドセーフテイパッケージ+アイサイトver.3
これは、アダプテイブドライビングビームとリヤビークルディテクションを備えています。
1、アダプテイブドライビングビーム
時速約30km以上で夜間走行時、前方に車両がいない場合はハイビーム走行。
対向車のテールランプ等を察知した場合は、自動的に遮光しまぶしさを軽減します。
2、リヤビークルディテクション
車体後部に内蔵のセンサーにより、自車の後側方から接近する車両を検知。
ドアミラー鏡面のLEDインジケーターや、警報音でドライバーに注意を促します。
3、アイサイトver.3
自動ブレーキ性能と、クルーズコントロール、アクテイブレーンキープ、AT御発進抑制制御等を備えています。
・HONDA SENSING
自動ブレーキ、歩行者事故低減ステアリング、御発進抑制機能、アクテイブクルーズコントロール、路外逸脱抑制機能、標識認識機能、先行車発進お知らせ機能が入っています。
・TOYOTA Safety sense P
自動ブレーキ、レーンデパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロールを備えています。
以上各メーカーの代表的な安全性能を調べましたが、機能的にはほぼ同じ物を搭載しています。
細かい部分では、多少違う点もあるかと思いますが、将来の自動運転化へ向けて技術を磨いている状態です。
ただし、最近のアメリカでの自動運転車の事故などを見ると、まだまだそこまでの進化が出来ていないと思います。
現時点では、これらの機能を高齢者へ、国から強制的に自家用車へ付けるよう補助金などで体制づくりを速やかに行っていくべきです。
そうしないと、いつまでも高齢者の運転による事故で、多くの方の命が失われていきます。
いつまでも、しようもない国会論争をせずに、法整備を進めて欲しいと切に願います。