竜巻への対応
昨日は、滋賀県で大きな竜巻が発生しました。
関東でも多いですね。
竜巻は地震と違い、空を見上げればある程度予測がつきます。
しかし、普段意識していないので咄嗟に行動が移せないですね。
ここで、竜巻への対応を考えてみたいと思います。
竜巻の特徴
・雲の底から地上に伸びる漏斗状の雲
・飛散物が筒状に舞い上がる
・ゴーという音
・気圧の変化で耳に異常を感じる
・ひょうが降る
*竜巻とは?
発達した積乱雲に伴い、発生する激しい渦巻きです。
台風や寒冷前線、低気圧等に伴って発生します。
短時間で狭い範囲に集中し、甚大な被害をもたらします。
また、移動スピードが非常に速いです。
気象庁から、半日~1日前に気象情報が発表され、数時間前には雷注意報が出されます。
そして1時間前には、竜巻注意情報が発表され、まさに発生しやすい状況になっている事を知らせてくれます。
では竜巻注意報が発表されたら、どのように行動すべきでしょうか?
まず頑丈な建物内に避難してください。
そして1階の窓のない部屋に移動し、丈夫な机・テーブルの下に入り頭を守ります。
窓がある場合は、雨戸やシャッターを閉めます。
カーテンも引きます。
万一屋外にいた場合は、出来るだけ頑丈な建物の物陰に入って身を小さくします。
プレハブや電柱・太い樹木の側は危険です。
また、橋や陸橋の下には行かない。
普段の対策としては、雨戸やシャッターはとても有効です。
しかしその設備がない場合は、窓ガラスの内側に飛散防止フィルム等を貼り、少しでも被害を抑えるようにします。
また、必要な物を紹介します。
・ほうき
停電時に掃除でき、居場所の確保ができます。
・コロコロ
小さなガラス片等の除去に便利です。
・ランタン
停電時の灯りとして有効です。
・園芸用の金属製クマデ
ガレキなどを除去する時に利用できます。
・厚手のゴム手袋
ガラスなどの危険物から手指を保護します。
・防災ラジオ
停電時の情報収集には最適です。
・防水シート
屋根などが損傷した時に便利です。
以上いずれもホームセンターなどで購入できるので準備しておきましょう。
また道具とは別に火災保険の補償内容も確認しておきます。
保険の対象を確認し、家財等も対象となっているかも重要です。
竜巻は、風災にあたりその補償があれば、カバーできます。
被害も大きくなると、公的機関から支援を受けられる事もあります。
代表的なものでは、被災者生活支援制度で国からの支援金を支給されるものです。
火災保険は、各社一括見積なども出来るので、この機会に検討されては如何でしょうか?
地震と同様に日頃からの準備は大事です。
十分な保険と防災グッズを用意しておきましょう。