資産価値の高いマンション?
今年は消費税も上がり、高額品は特に増税前に駆け込み需要があると予想されます。
特に高額となるマンションは、契約ラッシュとなるかもしれません。
そのマンションを購入する時に、住みやすさだけでなく資産価値も当然考えないといけません。
それは将来転勤等で引越しをしたり、やむを得ず手放さないといけない事態が発生する可能性もあります。
その時にいくらで売却できるかも、今後の生活設計にも大きく影響するので、チェックポイントを考えたいと思います。
資産価値とは、土地と建物が持つ経済的な価値で、そのマンションを売りに出すといくらで売れるかということです。
マンションは建てた時から劣化が始まり、築年数が古くなるにつれ資産価値は減少します。
今の資産価値は永久には続かないのです。
しかし中には資産価値が落ちにくい物件もあり、購入時にそのような物件を選べば将来の売却時も高く売れる可能性があります。
そもそも資産価値は何で決まるのか?
以前も書きましたが、ポイントは立地、建物の広さ、物件の設備、管理体制が重要です。
まず立地ですが、これが最重要項目です。
なぜなら立地条件は、購入後に容易に変更できないからです。
駅や学校、商業施設、病院等はマンションとの距離は決まっています。
ですので、購入前によくチェックしないといけません。
他にはその地域性、治安、災害等も考慮しないといけないです。
次に広さです。
広さは、マンションの使い勝手や居住環境の快適さにつながり、少しでも広ければ住環境が良いと評価されます。
実際築30年以上経っていても、専有面積が広い物件は価値が落ちにくい傾向にあります。
一般的には、3LDKで70平方m以上の面積が良いとされています。
他には物件の設備も重要です。
設備は年数とともに時代遅れとなるので、先進的な設備、間取りを取り入れていればその分価値も落ちにくいです。
例えば敷地内にスーパーやスポーツジム、コンシェルジェ、ゲストハウス、屋上展望室等の最新設備を兼ね備えていれば十分価値も高いままです。
最後に管理体制です。
これは古い物件でもメンテナンスがしっかりとされていれば快適に安心して暮らせます。
この管理状況をチェックして、修繕金の積立状況、修繕具合等もしっかりと調べましょう。
また中古マンションなら、リノベーションで快適な部屋にしたり、使いやすい間取りにする事で資産価値を上げることができます。
以上のチェックポイントを踏まえて、如何に資産価値の高い物件をお得に購入するかが大事です。
ではまた。