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神戸製鋼V!やったー!

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ラグビーの日本選手権を兼ねたトップリーグの総合順位決定トーナメント決勝で、神戸製鋼が15季ぶり2度目の優勝を果たしました。

 

日本選手権は18大会ぶり10度目の制覇となります。

 

2016年10月20日に53歳で亡くなった平尾誠二さんに捧げる日本一となりました。

 

平尾さんは、日本選手権7連覇を達成等黄金時代を築き、その後総監督やゼネラルマネージャーとして支えてきました。

 

そんな平尾さんに優勝を届けたいとの思いが全員にありました。

 

FB山中選手は常に気に掛けてもらっていた一人で、自身が11年にドーピングで2年間の資格停止処分を受けた時も、復帰への道を作ってくれました。

 

山中選手は、ずっと気に掛けてもらっていたが恩返しが出来ていない。平尾さんの為に神戸で優勝したいとの思いが叶いました。

 

今季から総監督に就いたウェイン・スミス氏は1990年代に日本の社会人チームの臨時コーチとして来日以来、平尾さんとも親交がありました。

 

その指揮官が掲げたのが、キックに頼らずボールを素早く動かすアタッキング・ラグビーで、ラグビーを楽しむ要素を忘れてはいけないと言います。

 

そのラグビー観は、平尾さんと同じで彼が残したレガシーを引き継ぎ、戦術は変わってもその姿勢は変わらないと話しています。

 

ゲームキャプテンを務めた橋下選手は、感無量で気持ちの面で相手を圧倒できた。

平尾さんにも触れ、亡くなる前にずっと優勝しようと約束していたので、これ以上のことはないくらいうれしい、やりきったという気持ちも出てきた。

 

このことを後輩につなげていけばいいなと思うと話しました。

 

またダン・カーター選手は、優勝したい思いが強く、私もそれを感じてプレーすることができた。今日のチームのパフォーマンスを誇りに思う。自分がいたからではなく1つのチームとしてみんなが貢献できたことで優勝という結果になったと話していました。

 

一方敗れたサントリーの沢木監督は、サントリーらしくないプレーが何度も続き、自分たちのペースに持ち込めなかった。

選手たちにも3連覇のプレッシャーがあったと思うが、そこをコントロールできなかったのは私の責任だと話しました。

 

またスクラムハーフでキャプテンの流大選手は、攻撃の時に簡単なミスでボールを失い、自分たちのラグビーをやらせてもらえなかった。

この負けをきっかけにさらに強くなれるように努力したいと話しました。

 

しかし平尾さんの意思をしっかり受け継ぎ優勝できたのは本当に良かったと思います。

 

過去の努力が報われ、天国で喜ばれているのではないかと思います。

 

優勝おめでとう!

 

ではまた。