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大阪で新線建設増加!

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前回の万博記事関連に続いて、新線建設のラッシュが各地で計画されています。

 

それは、大阪メトロ中央線、JR桜島線ゆめ咲線)、京阪中之島線です。

 

大阪万博後の2030年ごろの整備があり、その路線について調べました。

 

まずJR・南海・阪急の直通を目指すなにわ筋線」で、旧梅田貨物駅に設けられる北梅田駅から難波方に至り、総延長は約7.4kmです。

 

それ以北北梅田駅からJRおおさか東線と阪急なにわ筋線(仮称)へ、それ以南は新今宮駅から南海本線、JRなんば駅からJR関西本線への乗り入れが行われます。

 

そもそもなにわ筋線の由来は、大阪市中心部を南北に貫く道路のなにわ筋の地下を通る事で命名されました。

 

この運営方式は、第三セクター企業が建設・保有する上下分離方式が想定されています。

 

この開通後は、南海・JR・阪急の3社が乗り入れる計画です。

 

途中の新設駅は、中之島駅、西本町駅、南海新難波駅(いずれも仮称)の3駅で、中之島駅以外は接続路線がない完全な新駅となります。

 

ちなみになにわ筋線建設の総事業費は約3300億円で、2019年中に着工し2031年に開通予定です。

 

北梅田駅は、先行して2023年に開業する予定です。

 

開通後の利用は1日約20万人を見込み、混雑が予想されます。

 

次に阪急新大阪連絡線(仮称)、阪急なにわ筋連絡線(仮称)で、阪急新大阪連絡線東海道新幹線が発着するJR新大阪駅から阪急十三駅までの約2.3kmの路線です。

 

また阪急なにわ筋連絡線は、阪急十三駅からなにわ筋線とおおさか東線の接続点の北梅田までの約2.5kmの路線です。

 

国交省の調査によると、上記の2路線はともに採算性が高いとされ2031年に予定されるなにわ筋線開業までに開設する声があり、両線ともに開通30年前後で累積損益が黒字化される見通しです。

 

 

これにより新大阪から梅田までは従来のJR東海道線、大阪メトロ御堂筋線に加えてJRおおさか東線、阪急新大阪連絡線なにわ筋の4つの路線で結ばれます。

 

また南海はJRと阪急のどちらの路線に乗り入れるのか。

 

そして両線が乗り入れる阪急十三駅は、現在3路線だが計画線が開通すれば5路線が集まります。

 

しかし上記で述べたなにわ筋線と阪急新大阪連絡線なにわ筋連絡線の開通は万博までには間に合わないと考えられます。

 

なにわ筋は全路線が大阪有数の繁華街を通り、中心市街地での地下工事で困難を極めるので延期は免れないです。

 

阪急新大阪連絡線なにわ筋連絡線も大部分が地上区間となり、大部分用地確保済みだとしても現在の標準軌とは別に狭軌で建設される可能性があり、他の阪急線とは直通できないので孤立路線の可能性が高いです。

 

その為今後の需要を見極め、この2路線はなにわ筋線本体の開通、リニア中央新幹線の新大阪開業に合わせたものになる見通しです。

 

いずれにしても今後の大阪の新線に注目し、万博に合わせた開発も期待したいですね。

 

ではまた。